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2001年出版のバレエの本

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『ダーシー・バッセルが紹介するBallet Stories
              バレエ名作ストーリー』

『Ballet Stories』表紙

バーバラ・ニューマン 著
茉莉あんげりか 訳
文園社(2001.11.1発行)
2,800円+税
ISBN:4-89336-166-X

縦30p×横21p 64ページ

『眠れる森の美女』『ジゼル』『コッペリア』『白鳥の湖』『くるみ割り人形』の紹介。見開きの中央にストーリーとイラスト、その左右にはポーズやマイム、衣裳などのバレエ豆知識が載っています。大判の全ページカラーで、色鮮やかな絵本の趣。
「バッセルが紹介」となっていますが、バッセルは序文のみで、本文を書いているのは別の人。5作品の音楽のハイライトを収録したCD付き。


『バレエの宇宙』
『バレエの宇宙』表紙

佐々木涼子 著
文藝春秋(2001.9.20発行)
710円+税
ISBN:4-16-660194-6

新書(文春新書)  231ページ

 個人的には、バレエの概説書の場合、著者がどういう目的で本を書いたか知りたいのですが、本書には「あとがき」も「まえがき」も無いので、その点は不明です。


『さあ、バレエを始めよう!』(改訂新版)
画像準備中

ダンスマガジン 編
新書館(2001.10.10発行)
1,400円+税
ISBN:4-403-32019-8

縦21p×横15p 148ページ

 大人のためのバレエクラスの紹介、基本バレエ・テクニック入門等。巻末には「大人のための全国バレエ教室」一覧も。旧版(1996年発行)と比べても、本文にほとんど変化はありません。


『MIYAKO
  英国ロイヤルバレエ団の至宝・吉田都の軌跡』

『MIYAKO』表紙

吉田都 著
宮沢優子 ビル・クーパー 写真
文藝春秋(2001.8.30発行)
3,238円+税
ISBN:4-16-357720-3

縦30p×横22p 134ページ

 英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパル、吉田都さんの写真集。本人による手記も掲載。


『日本バレエ史 スターが語る私の歩んだ道』
画像準備中

ダンスマガジン 編
(2001.8.15発行)
2,200円+税
ISBN:4-403-23089-X

縦19p×横13p 301ページ

『ダンスマガジン』に掲載されたインタビューのうち、日本のバレエにゆかりのある人々の分をまとめたもの。大変読みごたえがあります。
 登場するのは、島田廣・松尾明美・薄井憲二・谷桃子・太刀川瑠璃子・関直人・石井清子・石田種生・牧阿佐美・堀内完・佐多達枝・小川亜矢子・佐々木忠次・厚木凡人・小林紀子・森下洋子・清水哲太郎・溝下司朗・堀内元の各氏。


『バレエを習うということ』
『バレエを習うということ』表紙

木村公香 著
健康ジャーナル社(2001.7.27発行)
1,500円+税
ISBN:4-907838-04-2

縦20p×横14p 193ページ

 長年、バレエ教室を主宰してきた著者の経験から綴られる文章は、バレエ以外のものに取り組む時にも参考になる。巻末には、娘であるバレエダンサーの斎藤友佳理さんとの対談を収録。


『西島千博写真集』
画像準備中

竹之下俊博 写真
光進社(2001.7.15発行)
2,500円+税
ISBN:4-87761-064-2

縦30p×横21p 94ページ

 スターダンサーズ・バレエ団の西島千博さんの写真集。でも、海外の町中で撮ったものがほとんどで、踊ってる写真は非常に少ないです。


『バレエ・ダンサーのからだとトラブル』
『バレエ・ダンサーのからだとトラブル』表紙

蘆田 ひろみ 著
音楽之友社(2001.7.31発行)
2,500円+税
ISBN:4-276-25035-8

縦22p×横15p 219ページ

 著者にはダンサーの身体についての著書・訳書が何冊もありますが、「はじめに」を読むと、ご自身も長くバレエを踊っていたそうです。


『闘うバレエ 素顔のスターとカンパニーの物語 』
『闘うバレエ』表紙

佐々木忠次 著
新書館(2001.7.5発行)
1,800円+税
ISBN:4-403-23087-3

縦19p×横13p 285ページ

 著者が東京バレエ団の前身である東京バレエ学校に関わるようになってから、日本舞台芸術振興会(NBS)を設立し、現在に至るまでの回想や、バレエ団ゆかりのダンサーの横顔など。東京バレエ団創立の経緯については、他の関係者の話も聞いてみたいところ。


『200キーワードで観るバレエの魅惑』
『バレエの魅惑』表紙

長野由紀 編
立風書房(2001.6.30発行)
1,900円+税
ISBN:4-651-82049-2

縦19p×横13p 248ページ

 表紙の写真はマラーホフ。しかし、いわゆる王子役ではないところに、作り手の姿勢が現れているような。入門書というよりは、ある程度バレエに関する知識があって、さらに詳しく知りたい人向き。同じ関連ソフト(ビデオなど)が何度も出てくるのは、ちょっとわずらわしい。そこまでして、全項目にソフトの情報をつける必要があったのかな。


『パリのエトワール パトリック・デュポン自伝』
画像準備中

パトリック・デュポン 著
林修 訳
新書館(2001.6.15発行)
2,600円+税
ISBN:4-403-23086-5

縦19p×横13p 206ページ

「訳者あとがき」によると、「日本の読者の関心と読みやすさを考慮」して、400ページ弱の原著を200ページ足らずに「超訳」したそう。結果、単純に考えると半分になったわけだけど、活字が少し大きめなので、実際にはもっと目減りしてるんじゃないか、と思うのは邪推でしょうか(原著には無い口絵写真が16ページ追加されてはいますが)。
 1999年2月の日本公演(「世界バレエの美神たち」ですね)が、彼にとって非常に重要なものだったとは、本書を読むまで知りませんでした。


『知られざるロシア・バレエ史』
画像準備中

村山久美子 著
ユーラシア・ブックレット編集委員会 企画・編集
東洋書店(2001.3.25発行)
600円+税
ISBN:4-88595-337-5

縦21p×横15p 63ページ

 ロシア・バレエに関する論文集。「ロシア・バレエ史概観」「ロマン主義バレエの萌芽を導いた振付家ディドロ」「農奴劇場とバレエ」「20世紀バレエの扉を開いた振付家 ミハイル・フォーキン」「革命後のモダン・ダンスの波 ニコライ・フォレッゲルの芸術」の5本を収録。


『Dietro le quinte―舞台裏』
画像準備中

フェルリート真紀 著
文芸社(2001.3.15発行)
1,000円+税
ISBN:4-8355-1478-5

縦18p×横13p 99ページ

 高校卒業後にドイツに渡り、現地のバレエ団に入団した著者の回想なのですが、残念ながら、バレエに関する記述はごくわずか。100ページ足らずなので、すぐ読めます。


『バレエ2001 2001年バレエ徹底ガイド』
画像準備中

ダンスマガジン 編
新書館(2001.2.10発行)
1,800円+税
ISBN:4-403-32018-X

縦21p×横15p 159ページ

 毎年出版されているダンスマガジン編の年鑑の2001年版。             


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