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2004年出版のバレエの本

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『華麗に踊ろうボディシェイプ・バレエ』

大和代監修著
日東書院（2004.10.20発行）
1,300円＋税
ISBN：4-528-01156-5

縦21cm×横15cm　141ページ

　ストレッチからバーレッスン、センターレッスンを写真入りで解説。その他、バレエを始める時のバレエ洋品のそろえ方や、発表会についての説明なども。東京バレエ学園園長の大和代さんによる監修で、モデルは金田あゆ子さんと金田洋子さん。

『シンプルバレエ』

牧阿佐美バレヱ団監修
新星出版社（2004.09.25発行）
1,575円＋税
ISBN：4-405-08178-6

縦21cm×横15cm　143ページ

　バレエのレッスン、ストレッチの解説書。モデルは笠井裕子さん、青山季可さん。牧阿佐美バレヱ団の公演写真も多く掲載されていて、同バレエ団のファンには嬉しい本かもしれません。マイムについて詳しく説明した本はあまり無いのですが、この本では、『白鳥の湖』2幕のオデットのマイムが、12ページにわたり写真入りで解説されています。
　レッスン用のCDも付いています（指導は坂西麻美さん）が、音声のみで映像はありません。

『運命に従う』

小川亜矢子著
幻冬舎（2004.09.発行）
1,300円＋税
ISBN：4-344-00684-4

207ページ

『鑑賞者のためのバレエ・ガイド 2004』

音楽之友社（2004.08.31発行）
1,600円＋税
ISBN：4-276-96157-2

縦26cm×横18cm　163ページ

　去年発行された『鑑賞者のためのバレエ・ガイド』の続刊。同じくONTOMO MOOKの一冊です。内容は、「ジョージ・バランシンとNYCB」「アシュトン作品への招待」「マリインスキー劇場の名舞踊手たち」、公演評が10本ほど、ダンサーへのインタビュー他。
　2004と新たに付いたということは、今後は年に1冊ずつ出されるのでしょうか。年鑑という位置づけなのかなと思いましたが、しかし、それにしては、去年1年間を回顧するわけでなし、この先1年の観劇をしっかりガイドする内容でもなし。第一、8月という発行時期が非常に中途半端。休刊中の雑誌『バレエ』の版型を小さくして、少しページを増やしたような印象です。「ガイド」とか「2004」とか、本のコンセプトとかにこだわらず、多数掲載されている写真を楽しむ方がよいのでしょうか。インタビューに答えているダンサーのファンには、それなりに有意義なものかもしれません。

　インタビューに登場しているのは、アダム・クーパー、マリ＝アニエス・ジロ、アレキサンドラ・アンサネッリ、堀内元、ロバート・テューズリー、ニーナ・アナニアシヴィリ、ウリヤーナ・ロパートキナ、レオニード・サラファーノフ、アンドレイ・メルクーリエフ、アンドリアン・ファジェーエフ、イーゴリ・コールプ、ディアナ・ヴィシニョーワ、アンヘル・コレーラ、金森穣、イーサン・スティーフェル、小林十市、佐々木陽平、服部有吉、平野亮一、メール・パーク、小林紀子。

『アグリッピーナ・ワガーノワ　偉大なバレエ教師の生涯』

ガリーナ・クレムシェーフスカヤ著
小林満利子訳
文園社（2004.06.30発行）
1,800円＋税
ISBN：4-89336-195-3

縦21cm×横15cm　257ページ

　ワガノワ（ワガーノワ）・メソッドを確立した名教師アグリッピーナ・ワガノワの評伝。著者のクレムシェーフスカヤ（1913-1995年）は、かつてレニングラードの舞踊学校に学び、ワガノワにも師事。ダンサーとして舞台に立った後に、バレエ評論家に転身しました。
　原書の出版は1981年。訳者あとがきによると、日本になじみの少ないダンサーに言及している箇所はできる限り割愛したとのこと。巻末には30ページ以上の詳細な人名解説がついています。

『バレエ式ソフトストレッチダイエット　バレリーナがスリムの秘密』