『バレエを志す若い人たちへ ―あわせて、その両親の方たちへ―』
オリガ・サファイア 著
霞ヶ関出版
1980年4月2日発行
初版価格 2,200円
縦19cm×横13cm
255ページ(他に口絵写真20ページ)
−目次−
改訂・増補版の発行について
第一部 バレエを志す若い人たちへ ―あわせて、その両親の方たちへ―
はしがき
1 近頃のバレエ熱
2 バレエ志望者たちからの手紙
3 迷える未来の“舞姫”たち
4 親たちが熱心な場合
5 バレエが何の役に立つか?
6 バレリナには、どんな素質が必要か?
7 バレエは何歳から始めたらよいか?
8 バレエの基本練習(エクゼルシース)
9 バレエの流派について
10 バレエ以外の西洋舞踊について
11 バレエの教科書について
12 第一に天分、第二は努力
13 日本のバレエの将来性について
14 バレエは職業として成り立つか?
むすび
第二部 バレエ学校の授業プログラムとバレエの用語について
はしがき
A バレエ学校の授業プログラム
B バレエ用語一覧表
付録(オリガ・サファイアに関する新聞記事より)
【補足】
1953年6月に河出書房から発行された『バレエを志す若い人たちへ』の改訂増補版。
著者はオリガ・サファイアとなっているが、『私のバレエ遍歴』の清水威久の文章によると、本書はサファイア自身が執筆したものを翻訳したのではなく、50年に出た『バレエ読本』の読者などからの「いろいろな手紙の内容を[清水が]オリガ・サファイアに話し、彼女の意見を聞いて、若い娘さんたちにバレエの概要を説明するための返事の形にしたもの」である。
なお、オリガ・サファイアの経歴・活動に関しては、『私のバレエ遍歴』に詳しい。
(2002.4)
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