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『私のバレエ遍歴』


オリガ・サファイア 著
清水威久 訳・監修

霞ヶ関出版
1982年3月31日発行
初版価格 2,800円

縦19cm×横13cm
365ページ(他に口絵写真16ページ)


−目次−

 本書を刊行するに当たって
 序にかえて  清水威久

第一部 北国の都ペテルブルグに生まれて日本へ
 1 私の生い立ち
 2 幼い時から踊りが好きで
 3 ミクロス男爵のバレエ学校
 4 ヴォルィンスキー先生の学校
 5 アカデミー舞踊学校時代(その1)
 6 アカデミー舞踊学校時代(その2)
 7 学校を卒業して日本に来るまで

第二部 日本劇場で働いていた時代
 1 日本劇場の教師になるまで
 2 日本劇場と東宝関係劇場での振付と出演
 3 日劇・東宝関係以外での仕事

第三部 バレエについての追憶と断想
 1 バレエに関する二、三の随想
 2 芸術としてのバレエの物足りなさ
 3 バレエの心―ヴォルィンスキー先生の著書から
 4 「瀕死の白鳥」の習得について
 5 テクニックの習得について―ロマーノワ先生の教え方を回顧して
 6 「白鳥の湖」の新しい演出について
 7 バレエの将来の道―ドラマ性(芸術性)とテクニックとの兼ね合いについて
 8 秦豊吉先生を懐かしく偲ぶ

 あとがき
  附表 オリガ・サファイア年譜(作成・佐藤俊子)




【補足】

 著者のオリガ・サファイア(1907-1981) は、ペテルブルグでバレエを習う。日本人外交官の清水威久と結婚して、35年に来日。36年から57年まで、日本劇場(日劇)でバレエ教師として働く(日劇のバレエ・チーム第1期生には、松山樹子、松尾明美がいた)。日劇の外での活動も行い、ダンサーとして舞台にも立った。

 オリガ・サファイア著の本は、他に『バレエ読本』、『バレエを志す若い人たちへ』がある。

(2002.4)


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