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バレエ情報箱

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2006年1月-5月



2006/05/31 23:26

『DDD』7月号

例によって、掲載されているバレエダンサー、バレエ団名を抜粋。
(カッコ内は、所属バレエ団、インタビューの内容、掲載ページ数(3ページ以上)など、
 参考程度の統一性のないメモです。)

インタビュー
 ・ロバート・カーター/ヒロト・ナトリ
  (トロカデロ・デ・モンテカルロ・バレエ団 3ページ)
 ・マシュー・ボーン
 ・友谷真実(ニュー・アドベンチャーズ)
 ・キース・ロバーツ(『ムーヴィング・アウト』の魅力)
 ・ウェイ・バォホァ/ウ・ジェンダン(『アクロバティック 白鳥の湖』主演)
 ・ニコラ・ル・リッシュ(6ページ)
 ・アニエス・ルテステュ(6ページ)
 ・ジャン=クリストフ・マイヨー
 ・小池ミモザ(モンテカルロ・バレエ)
 ・ベルニス・コピエテルス(モンテカルロ・バレエ)
 ・齊藤亜紀
 ・金田あゆ子(ダンサーのための腹筋講座)
 ・大嶋正樹(ダンサーのための腹筋講座)
 ・島地保武

メッセージ
 ・服部有吉
 ・金森穣

その他
 ネザーランド・ダンス・シアターI(4ページ)
 モーリス・ベジャール・バレエ団(3ページ)


「ダンサーのための腹筋講座」の後ろには、ダンサーではない人もできる
腹筋トレーニング付き。


金森穣さんのメッセージは「Black Letter」と題したエッセイで、今号からの新連載。
内容は面白いのですが、なぜかこのコーナーだけ活字が90度回転して組まれているので、
かなり読みづらいです。

ついでながら、湖月わたるさん(宝塚歌劇団)のインタビューにも金森さんが
ちょっと登場しています。
振付の場にバレエシューズで来た金森さんに、湖月さんが「私ヒール履くんですけど」と
言うと、「じゃあ僕もそれ履いて振付けてみます」と答えたとか。

高いヒールを履いて踊るのは、バレエシューズより動きが制限されるはずで、
実際にヒールを体験してみて、どのような動きが可能なのか確認したかったのでしょうね。


服部有吉さんのメッセージによると、8月公演の「ゴーシュ」は、
「セロ弾きのゴーシュ」のバレエ化です。

バレエのパを基本に作っているそうですが、「実は僕はクラシックバレエを
ちゃんと日本でプロとして踊るのは初めてで、少し緊張しています」とのこと。

 


2006/05/30 23:49

新国立劇場『ライモンダ』梅田芸術劇場公演


昨日行った梅田芸術劇場企画の公演のプログラムの後ろに、同劇場の今後の予定が
出ていまして、そこに新国立劇場『ライモンダ』(全3幕)の文字も。

10月15日(日)、演奏は関西フィルハーモニー管弦楽団。
料金は未定とのことです。開演時刻も不明。主役もわかりません。
梅田芸術劇場のサイトにも、まだ情報は出ていないようです。

東京での公演が10月5日〜9日ですから、それに続けての公演になりますね。
誰が主役を踊るのか、気になるところです。

大阪の梅田芸術劇場、私は行ったことないのですが、舞台の広さはどうなのでしょうか。
そちらも気になります。

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光藍社のサイトに、秋のルジマトフ公演と冬のマールイ公演のお知らせが載りました。

ルジマトフ&インペリアル・ロシア・バレエ(10月)
レニングラード国立バレエ(12月〜2月)

マールイ公演は、今年も「ルジマトフセット」が発売されます。
その他、「全演目セット」「チャイコフスキーセット」「とことん!ルジマトフセット」
「ファミリーセット」「みんなでルジマトフ・セット」「海賊スペシャル・セット」なども。

主演キャストも一部発表されていますが、今のところ都内でのシェスタコワの全幕主演が
『くるみ』1日だけなのが、ちょっと不満。


2006/05/30 01:42

Noism『sense-datum』

SPAC(静岡県舞台芸術センター)からお知らせをもらいましたので、宣伝を。
金森穣さん率いるNoismの『sense-datum』公演が、6月に静岡にて行われます。

 6月23日(金) 19時00分
   24日(土) 15時30分
 楕円堂(舞台芸術公園 屋内ホール)

 3000円(同伴チケット・2枚5000円)

 問い合わせ:静岡芸術劇場チケットセンター(054−202−3399)


5月6日のりゅーとぴあ(新潟)公演を皮切りに、大阪、金沢と回った
『sense-datum』ですが、この後は静岡の他、仙台、つくばにて公演が予定されています。

詳しくはこちらを。
http://jokanamori.com/Noism/schedule-1.html

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『ダンスマガジン』最新号(7月号)の広告によると、6月5日発売の『クロワゼ』は
島添亮子さんが表紙。
インタビューもあるそうですので、島添さんファンの方は、確認をお忘れなく。

小林紀子バレエ・シアターつながりですが、今月の『ダンスマガジン』の
New File on Dancersは斉藤美絵子さん。
お子さんがいらっしゃるとは驚きでした。

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『Danza』最新号(6・7月号)

表紙はディアナ・ヴィシニョーワ。

インタビューに登場しているのは、草刈民代、ワン・チーミン、エルヴェ・モロー、
ミリアム・ウルド=ブラーム他。

私にとって最も嬉しい情報は、アントニオ・ガデス舞踊団のチケット発売日。
7月16日だそうです。

『Danza』には、アンドリアン・ガリアのインタビューも載っています。


2006/05/26 23:28

後藤早知子舞踊生活50周年記念公演「Sachiko」

後藤早知子さんの舞踊生活50周年を記念して、8月に青山劇場にて公演が行われます。

出演は、酒井はなさん、尾本安代さん、高部尚子さん、前田新奈さん、児玉麗奈さん、
宮城文さん、坂本登喜彦さん、西島千博さん……と、1日だけではもったいない
メンバーです。

第1部で上演される「ヘレン ― 心の光」は、ヘレン・ケラーを主役にしたバレエ。
私は2年前の札幌での初演を見ましたが(その時も酒井さんがヘレン役でした)、
今回は少し改訂されるようです。

後藤さんが主宰しているルミエールのサイトのこちらのページで、
画面が少し小さめではありますが、「ヘレン」の舞台映像を見ることができます。


「公演カレンダー」にも掲載しました。


2006/05/24 23:48

新国立劇場『こうもり』ウルリック役

新国立劇場『こうもり』の、後半のウルリック役が決定しました。
http://www.nntt.jac.go.jp/release/updata/10000429.html

 5月26日:小嶋直也
 5月27・28日:八幡顕光

八幡さんには、チャンスを生かしていただきたいと思います。

しかし、八幡さんであれ、別の新国立の適任者であれ、最初からアンダーがきちんと
決まっていれば、もう少しスマートに対応できたのでは。

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ラスタ・トーマス「薔薇の精」

NBAバレエ団のサイトによると、来年2月23日〜25日のNBAバレエ団公演に、
ラスタ・トーマスが出演。「薔薇の精」を踊るそうです。

「バレエ リュスの夕べ」と題されたこの公演、上演作品は他に「ショピニアーナ」
「カーニバル」「ダッタン人の踊り」が予定されています。

NBAバレエ団の公演は、かなり先までの予定を発表しているせいか
公演日数が事前発表から1日減ったりすることもあるのですが、
大幅な変更はありませんから、だいたいこの辺の日程と心づもりしておけば、
まあ大丈夫かなと思います。


ついでに、NBAバレエ団のサイトで見つけた、食事付き『ジゼル』鑑賞会の案内


2006/05/24 00:54

「公演カレンダー」を更新しました。

松山バレエ団、今年の夏休みスペシャルは『眠れる森の美女』

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「世界バレエフェスティバル」演目

「世界バレエフェスティバル」Aプロ・Bプロの演目が発表になりました。
http://www.nbs.or.jp/news/detail.php?id=356

まだまだ変更があるんだろうとは思いますが、出演者と演目を眺めて
あれこれ想像するのは楽しいですね。

ローランド・サラビアが出演取りやめになったのは残念です。
チラシの写真の顔が以前よりぐっと大人になっていたので、舞台を見るのを
楽しみにしていたのですけれど。


2006/05/22 22:40

東京バレエ団『白鳥の湖』

東京バレエ団からお知らせメールが来ました。

 10月5日(木) 18時30分  主演:吉岡美佳 木村和夫
    6日(金) 18時30分  主演:上野水香 高岸直樹
 ゆうぽうと

 S席10000円〜D席3000円
 一般発売:7月8日


新国立劇場『ライモンダ』と日程が重なっています。

一時期、なぜかNBSの公演は、新国立劇場公演とことごとくぶつかったものでしたが、
最近はそうでもなかったんですけどね。

『ドナウの娘』も、新国立の『白鳥の湖』(11月12〜19日)とかぶらないかと心配です。


ところで今気づいたのですが、NBSニュースはネット上でも読めるのですね。
(各ニュースの右側のPDFの文字をクリック。オールカラーなので、ちょっと重いです。)


2006/05/21 23:48

「公演カレンダー」を更新しました。

Kバレエ カンパニー、夏の公演は、「若者と死」「セレナーデ」+新作の3本立て。


2006/05/18 00:38

『こうもり』ウルリック役が再び変更

新国立劇場『こうもり』のウルリック役がキャスト変更

ルイジ・ボニーノさんがケガのため、5月19〜21日は小嶋直也さんに。
5月26〜28日のキャストは未定です。

新国立劇場サイトでは、回復具合によってはボニーノさんの復帰もありそうな書き方ですが、
責任感から無理を押して出演することは避けていただきたいです。
(この点は小嶋さんに関しても同様です。)

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「公演カレンダー」を更新しました。

アクリ・堀本バレエアカデミー『ドンキ・ホーテ』のキトリは下村由理恵さん、
バジルはジョエル・カレーニョ。

このジョエル・カレーニョという方、私は全く知らないのですが、
キューバ国立バレエ団に所属しているJoel Carrenoというダンサーの記事を
DANCE WEBで見つけました

ついでに、Joel Carrenoはホセ・カレーニョと兄弟だと会話している
英語の掲示板も発見。

つまり、ジョエル・カレーニョはホセ・カレーニョの兄弟なのか、と
早合点したくなるところですが、(1)ジョエル・カレーニョとJoel Carrenoが
同一人物かどうかは不明、(2)Joel Carrenoとホセ・カレーニョが兄弟というのも
あくまでもネット上の会話のことで、裏はとれていない、という
不確かな要素を2つ並べての憶測ですから、はっきりしたことは言えませんね。


ガマーシュは、主宰者のマシモ・アクリさんが自ら演じます。
大変お似合いですよね。

反対に、サンチョ・パンサの篠原聖一さんは、舞台姿が全く想像つきません。
空中に放り上げられる場面もあるのでしょうか。


2006/05/17 01:03

「公演カレンダー」を更新しました。

「クラシックバレエの魅力」は、神奈川県民ホールの舞台芸術講座の62回目。
スターダンサーズ・バレエ団の小山久美さんが講師です。

チラシに「バレエの誕生から20世紀バレエが確立するまでを、
各時代の表現方法や技法等の実演を盛り込みながらご紹介」とありますから、
スタダンのダンサーも出演するのでしょうか。

チケットの一般発売は5月20日。


2006/05/15 01:25

12日はボリショイ・バレエ団『ファラオの娘』を見てきました。

初めて見る『ファラオ』は深みのある作品というわけではありませんでしたが、
アレクサンドロワの強靭なダンスを見るには、ある意味最適。堪能いたしました。
10日に行けなかったのが惜しまれます。

東京公演の最終日だったので、カーテンコールに紙吹雪が舞ったのですが、
主役のマリアさん、自分で床の紙吹雪をすくって周囲に散らしてましたよ。

2週間、存分に楽しませてもらって、ボリショイの皆さん、ありがとう!
明日あたり、ボリショイ公演ブログに、離日の様子が出るのでしょうか。


ところで、当サイトのファビコンは、実はボリショイ劇場を参考に作りました。
と言っても、馬は省略、屋根も丸く見えるので、柱の部分になんとなく面影が
残ってるかなという感じですが。

(ファビコンとは、ブラウザのアドレスバーのURLの横に表示される
 小さなアイコンのことです。
 ブラウザによっては、見えないかもしれません。)


2006/05/10 01:22

「公演カレンダー」を更新しました。

井上バレエ団『白鳥の湖』、注目のゲストは、アレクサンダー・アントニエヴィッチ。
ナショナル・バレエ・オブ・カナダのプリンシパルです。

オデット・オディールは、藤井直子さん、島田衣子さんのダブルキャスト。

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金粉

今回のボリショイ『ラ・バヤデール』では、黄金の仏像の塗りが足りないのが
不満だったのですが(もっとピカピカしてほしい)、
時々お邪魔しているさとなおさんの「www.さとなお.com」にて、
「金粉をもってくる量が少なすぎて薄めて使ったんです」という岩田守弘さんの
言葉を発見。

そういう事情でしたか。(笑)
7日の仏像は、すでに金粉が払底したかという色でしたが、
兵庫での公演分は残してあるのかな。


2006/05/09 01:48

松山バレエ団『くるみ割り人形』

「公演カレンダー」に松山バレエ団『くるみ割り人形』の情報を載せました。

今年の冬は、府中の森芸術劇場、神奈川県民ホール、ゆうぽうとでの公演。
(横浜芸術劇場は、今年は無しでしょうか?)

一般発売は7月。

2007年新春には、森下洋子さん、清水哲太郎さんの主演で、
『白鳥の湖』が予定されているそうです(日程・会場は未発表)。


2006/05/08 01:25

本日のお稲荷さん(最終回)

めでたくお稲荷さん開きの儀となりました。
数日前のお祭りの日は、なんと2日間も前の道路が通行止めになったそうです。
3m×3mと小さいくせに生意気な、もとい、地域への影響力大ですな。

覗いてみると、野菜が袋詰めで供えられています。
油揚げは見たことありません。


2006/05/07 01:50

7日のステパネンコとグラチョーワの「夢の対決」は流れてしまいましたが
(数日間のはかない“夢”でしたね)、4日ソワレはそれに引けをとらない組み合わせ。

大プリマ、ナデジタ・グラチョーワのニキヤに、間違いなく次代のボリショイの
看板を背負うであろうマリヤ・アレクサンドロワのガムザッティ。
至福の時でした。

これから30年(頑張って40年)バレエを見続けて、果たしてグラチョーワに匹敵する
ニキヤに出会えるかどうか……。

連休の最終日で、何かと気ぜわしい日ではありましょうが、迷っている方は、
その迷いを振り捨てて、是非明日(7日)、神奈川県民ホールにお運びください。

 


2006/05/05 21:03

昨日はボリショイ・バレエ団『ラ・バヤデール』(昼夜)を見てきました。

一日おいても興奮冷めやらず、とても冷静になれませんので、

グラチョーワ!!!!!!

大声で叫んで、7日の横浜公演を強く強く強くお奨めして、ひとまず引っ込みます。


2006/05/02 21:57

ミュージカル「MOVIN' OUT」

7月から9月に東京厚生年金会館で上演されるミュージカル「ムーヴィン・アウト」に
ラスタ・トーマスと元ABTのプリンシパル、キース・ロバーツが出演。

Wキャストが組まれるそうで、全公演の出演ではないそうです。
(配役は当日発表。)

演出・振付はトワイラ・サープ、音楽はビリー・ジョエル。
公式サイトはこちら


本日のお稲荷さん

キツネついに到着。

お稲荷さんの建物には大きな鈴も付き、文字を書いた額縁も飾られ、
どこから見てもお稲荷さんに見えるようになったのに、
肝心のキツネがなかなか姿を見せないので、やきもきしてました。

もっとも、いつ来たのかはよくわかりません。
通りすがりにお稲荷さんの建物の中を覗いたら、左右に2匹座ってました。

高さ60cmぐらいで、白っぽい。材質は石かな。
切れ長の目がきりっと涼しげで、なかなかかわいらしいキツネです。


2006/04/30 23:29

ガリーナ・ステパネンコ出演取り止め

ガリーナ・ステパネンコがケガのため、来日中止に。
http://www.nbs.or.jp/news/detail.php?id=338

パリ・オペラ座、ボリショイ公演と、出演者の変更が相次ぎましたが、
その中でこの変更が一番ショックです。


2006/04/29 21:59

本日昼、パリ・オペラ座の『パキータ』に行きました。
この作品を見るのは初めてです。

最近は、初めて見る古典全幕ものに遭遇する機会もなかなか無いので、
せっかくですから、あえてストーリーを予習せずに見てみました。
筋を知らずに見るクラシックバレエは、どの程度物語が理解可能なのかと思って。
(ジプシーだと思われていた娘が、実は貴族だったということだけ、知ってました。)

「お、闘牛士隊」、「おや、パ・ド・トロワ。この曲はおなじみだね」、
「ふむ、この人が敵役だな」、「あれ、敵役の人、倒れてしまったよ」……。

けっこう楽しんで見たのですが、やはり何が起きているのか、全部は理解できません。
特に、1幕2場のマントを羽織った人々が何者かが全然わからず、
結局、休憩時間にプログラムで内容を確認しました。

風邪で微熱があって、多少集中力に欠けたところもあったので、
元気ならもう少し細部に目が届いて、理解できる部分が増えたかも。
加えてオペラグラスも使わなかったので、顔の判別も無理でした。

とはいえ、やはり、言語を使わないバレエで、舞台だけを見て物語を全て把握するのは、
難しいですね。


肝心のダンサーですが、群舞がそろわないことに定評があるパリ・オペラ座ですから、
そこはバレエ団のスタイルと割り切ってしまうとして、明らかに音楽に合わせられず
もたついている人が何人もいるのは、感心しません。
もう少し精進してほしいものです。

ソリスト、準ソリストも全体に精彩を欠きました。

345年の歴史(プログラムより)には、当然良い時代も不調の時代もあるはずで、
今回の公演を見る限り、今は不調期なのかなと思いました。

燦然と輝くエトワール達が顔をそろえ、日本ではあまり名前の知られていないソリストが
次々と目の醒めるようなダンスを披露して将来への期待をいっそう高める、
そんなパリ・オペラ座に再び出会えますように。


NBSのタイムテーブルによると、3時55分終了予定でしたが、
実際は、カーテンコール込みで3時45分でした。
プログラムは2000円。

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明日の『パキータ』は、ルグリの代わりにベランガールが出演とのことです。
http://www.nbs.or.jp/news/detail.php?id=334


2006/04/28 22:06

レニングラード国立バレエ、2006年〜2007年来日公演の演目決定

パリ・オペラ座公演、マニュエル・ルグリ降板


2006/04/28 01:48

小林紀子バレエ・シアター7月公演

「公演カレンダー」に小林紀子バレエ・シアターの7月公演の情報を載せました。

今回は「The Invitation」「コンチェルト」「チェックメイト」の3本立て。
当初、「チェックメイト」は9月に上演予定だったはずですが、
変更になったのでしょうか。

ゲストにパトリック・アルモン、後藤和雄さんがいらっしゃるので、
「The Invitation」の主要キャストは初演だった前回と同じ?

「コンチェルト」のキャストが気になるところです。


2006/04/25 00:32

「公演カレンダー」に牧阿佐美バレエ団『ノートルダム・ド・パリ』の情報を載せました。

マリインスキー・バレエのチラシを手に入れましたが、日程・チケット価格ぐらいしか
わからないので、こちらは速報版の方に掲載。

「ヴィシニョーワ・ガラ」「ロパートキナ・ガラ」の方が、
「オールスター・ガラ」より高いというのは、なかなか興味深いですね。

予定演目にあるノイマイヤー「パヴロワとチェケッティ」は、見てみたいです。

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コウノトリ!

無事に生まれました

去年は4月28日誕生だったはずので、今年はちょっと早いですね。
 → 雛の写真 その1 その2


2006/04/24 23:45

「公演カレンダー」を更新しました。
以下補足。

・マシュー・ボーンの「シザーハンズ」
 → ハイライト映像 オフィシャル・ブログ

・彩の国さいたま芸術劇場「video dance 2006」
 チケットが安いので、コンテンポラリーがお好きな人には嬉しい企画ですね。
 プログラムは彩の国さいたま芸術劇場のサイトでご確認ください。

・新国立劇場「バレエとミュージカルのつぼ」
 記録映像を元にした予告編の上映会だそうです。
 入場無料、予約も不要。参加ご希望の方は、直接、新国立劇場の中劇場へ。


2006/04/21 01:14

新国立劇場『こうもり』のウルリック役が、全日ルイジ・ボニーノに。
http://www.nntt.jac.go.jp/release/updata/10000385.html

吉本泰久さんがけがのためとのことです。
吉本さん、くれぐれもお大事に。


2006/04/16 23:20

「公演カレンダー」にトロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団の情報を
掲載しました。

カレンダー作ってて気づいたのですが、トロックスの公演は
モンテカルロ・バレエの公演と重なってますね。
バレエファンには、両者の違いは常識でも、バレエを見始めた人には
ちょっとややこしいかも。


2006/04/16 01:03

アントニオ・ガデス舞踊団来日公演日程

2月24日(土)〜3月17日(金)だそうです。

場所がオーチャードホールなのが、大いに不満。
なぜこれまでのように新宿文化センターではいけなかったのでしょうか?

演目は「カルメン」と「血の婚礼」&「フラメンコ組曲」で、
今のところ変更はありません。

前売開始は7月16日(日)とのことです。

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ボリショイ・バレエ団公演 キャスト変更

もう皆さん、ご存知でしょうけど。
http://www.nbs.or.jp/news/detail.php?id=320


2006/04/12 01:58

アニハーノフさんの日本公演記録(2004年だけ)をアップしました。
ご協力いただいた方に感謝。

キャストについて詳しく書いているサイトは多々ありますが、
指揮者の名前が無いということが珍しくないので、
まとめておくのも何かの役に立つかも。

アニハーノフさんの2004年の指揮回数は、バレエ14回、演奏会19回で、計33回。
滞在日数からすると少ない気がしますが、マールイのバレエ公演のうち18回分の
指揮者が不明ですので、実際はもっと多いはずです。
単純にホリコフさんと半分ずつと考えると、40回超しますね。


この後は2005年の分をまとめて、それから2003年から1991年まで
順に遡っていくつもりですが、いつになることやら。

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本日のお稲荷さん

(3月24日と4月4日を参照のこと)

ついに鳥居が登場。
昨日運びこまれたらしい。
建物が小さいので、鳥居もそう大きくはありませんが(2m×2mぐらい)、
石(かコンクリート)でできていて、なかなか立派。

なんとなく年季が入っているようなので、前からあったものが
お稲荷さん本体と一緒に、どこかにしまわれていたのかもしれません。

できればキツネがやってくるところも見たいものです。


2006/04/10 23:48

パリ・シャトレ座ラモー『レ・パラダン 遍歴騎士』

11月、オーチャードホールにて

オペラですけど「ダンスは、クラシック・バレエからヒップ・ホップまでさまざま」
「ソリスト歌手たちやコーラスもダンス・パフォーマンス!」とのこと。

振付はジョゼ・モンタルヴォとドミニク・エルヴュ。
二人の主宰するモンタルヴォ・エルヴュ・カンパニーのダンサーも出演します。

ちょっと興味がありますが、S席35000円〜E席9000円では、
気軽に覗いてみるというわけにはいきませんね。

NaxosからDVDが出ているみたいなので、まずはそっちを見る方がいいかな。

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「公演カレンダー」、更新しています。


2006/04/07 00:48

「公演カレンダー」を更新しました。

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世界バレエフェスティバルの公演概要発表

出演者にステパネンコの名前があって、まずは一安心。

全幕特別プロは、『白鳥の湖』に出演予定だったザハロワが降板
例によって「ボリショイ・バレエ団の都合により」だそうです。
ザハロワは、Aプロ・Bプロの出演者にも名前が出ていませんね。


2006/04/06 01:28

清里フィールドバレエ

清里高原、萌木の村での野外バレエは今年で17回目。

7月27日(木) 『おやゆび姫』
  28日(金) 『くるみ割り人形』
  29日(土) 『おやゆび姫』
  30日(日) 『くるみ割り人形』
  31日(月) 『おやゆび姫』
8月 1日(火) 『天上の詩』
   2日(水) (休演日)
   3日(木) 『おやゆび姫』
   4日(金) 『くるみ割り人形』
   5日(土) 『おやゆび姫』
   6日(日) 『天上の詩』
   7日(月) 『おやゆび姫』
   8日(火) 『くるみ割り人形』
   9日(水) 『おやゆび姫』

いずれも20時開演。

公演サイトにはまだ簡単な日程しか出ていませんが、そのうちキャスト等も
掲載されるのでしょうね。

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パリ・オペラ座バレエ団『パキータ』キャスト変更

マチュー・ガニオが出演取り止めに。

「完治までにはかなりの時間を要する」というのが心配です。

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本日から、ピナ・バウシュ(ヴッパタール舞踊団)公演

場所は三宅坂国立劇場。(新国立じゃないですよ)

ちょっと不思議な会場選択。何か理由があるのでしょうか。
間違って、初台に行く人がいるんじゃないかな。

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本日のお稲荷さん

神主さんが工事途中のお稲荷さんの前で、祭礼らしきものをしているのを目撃。
通りかかった時には、紙吹雪を辺りにまいていました。

完成したのかと思って観察してみましたが、壁はまだ一部ベニヤで、
内部もブロックで台のようなものができてるだけ。
鉄骨組むのがあっという間だったので、すぐにできあがりかと思ったら、
その後はけっこう時間がかかってます。

前回に続き近所で情報収集したところ、元々この場所にはお稲荷さんがあった。
マンションを建設するために、一時的にお稲荷さんは移動。マンションが
完成したので、再び元の場所に戻ってくる、ということが判明。

こういう場合、お稲荷さんは、どこに一時避難してるのでしょう。
引越お稲荷さん用倉庫みたいなものがあるのかな。

謎だらけですが、考えてみれば、神社仏閣に縁の無い私が、
お稲荷さんについて知ってることと言えば、「キツネは油揚げが好物」だけですから、
わからないことが多くても不思議はないですね。


2006/04/04 01:33

「hs06」

「公演カレンダー」に「hs06」(服部有吉&首藤康之 パートナーシップ・
プロジェクト2006)の情報を掲載しました。

一般発売は5月20日(土)。

公演名はコンパクトに「hs06」になったようです。
ロゴがおしゃれで、最初なんと読むのか悩みましたが(hsobかな?と)。

服部さん、首藤さんのインタビューがe+のサイトで読めます。
(動画メッセージ付き)

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コウノトリ

兵庫県のコウノトリも無事産卵したらしいのですが、
こちらのコウノトリも元気そうです。
立ち上がった時に足下に見えた白いのが、卵じゃないのかな。

空っぽだった時期は徐々に汚れていった巣も、お掃除(リフォーム?)されて
すっかりきれいになっています。
(時差があるので、見るのは午後がおすすめ。)


2006/04/02 01:10

「公演カレンダー」を更新しました。
目白三人の会「舞踊への招待」(東京芸術劇場 4月)と、
バレエ シャンブルウエスト『くるみ割り人形』 (日生劇場 8月)です。

日生劇場では、一昨年は松山バレエ団『シンデレラ』、去年は東京シティ・バレエ団
『真夏の夜の夢』が同じ時期に上演されています。

この劇場の企画で、8月にバレエ公演を行うことが定着しつつあるのでしょうか。
だとしたら嬉しいですね。

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新国立劇場にて、4月から託児サービスがスタート


2006/03/31 01:55

久々に「日々もごもご」を更新しました。


2006/03/29 23:40

「公演カレンダー」に草刈民代さんプロデュースの公演「ソワレ」の情報を
掲載しました。3月24日に紹介した公演です。

意外に早く出演者と演目が発表されましたが、チケット発売は6月24日。
まだまだ先です。


草刈さんは最近、『バレエ漬け』という本を出したみたいです。
少し前に『全身「からだ革命」』を出したばかりで、出版が続きますね。


2006/03/28 23:09

TY Ballet『ドン・キホーテ』

今週末、佐藤崇有貴・平塚由紀子バレエスタジオが公演を行います。
4回目の今年は『ドン・キホーテ』。

 4月2日(日) 13時00分(マチネ)/18時00分(ソワレ)
 江戸川区総合文化センター 大ホール

 ◆キャスト(マチネ/ソワレ)
 キトリ:平塚由紀子/吉本真由美
 バジル:佐藤崇有貴/吉本泰久
 エスパーダ:市川透/佐藤崇有貴
 踊り子:金澤千稻/平塚由紀子

 飯田伊奈美 市川透 井上欧輔 井上陽集 岡田幸治 金成研侍
 加茂哲也 佐藤禎徳 柴田英悟 染谷野委 高木優慈 陳秀介
 長瀬伸也 福原大介 保坂アントン慶 正木亮羽 村山亮 山口章

 S席3000円  A席2000円

 問い合わせ:TYバレエ 佐藤崇有貴・平塚由紀子バレエスタジオ
       (電話:03−3682−4750)


出演者が豪華です。
去年の『ジゼル』も同じような豪華さで、しかし『ジゼル』に
こんなに男性ゲストを呼んでどうする?とも思ったのですが、
今回は『ドンキ』ですから、活躍する場がたくさんありますね。

私はマチネ、ソワレのどちらにするか迷った末、マチネしましたが、
昼見た勢いで、夜も見てしまうかも。

チケット申し込み方法はこちら

チラシも見ることができますが、なぜか27MBもありますので、
ネット接続の環境によっては、表示にかなり時間がかかります。

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「公演カレンダー」に、5月の谷桃子バレエ団公演の情報を載せました。

バレエ団の団員が振り付ける「CREATIVE PERFORMANCE」も4回目。
今回は、岩上純さんと前田新奈さんの作品が上演されます。


2006/03/27 01:35

「公演カレンダー」にスターダンサーズ・バレエ団『くるみ割り人形』の情報を
載せました。

『チケット・クラシック』とチラシでは、主役の出演日が違っていますので、
チラシの方を優先しました。
3月19日の書き込みも訂正しています。


2006/03/24 23:59

「Corpse De Ballet」のメモ

本日、よみうりホールで「Corpse De Ballet」を見てきましたので、
明日行く方のためのメモを。

会場のよみうりホールは、有楽町駅向かいのビックカメラの7階です。
ビックカメラの店内に入って、エレベーター(か階段)で7階へ。

上演時間は、休憩(1回)・カーテンコール込みで、2時間15分ほど。

よみうりホールへは初めて行きましたが、1階客席はかなり傾斜がゆるく、
舞台が見にくいように見受けられました。
2階席は前の席との段差も、しっかりありましたし、
低い位置にあるので、1階後方または中2階という感じ。

当日券を買う場合は、2階をお勧めします。


新しい作品で事前に展開を知るのは興をそぐと思うので、
詳しい内容は書きませんが、私にはなかなか面白い舞台でした。

コンテンポラリーは作品によって好き嫌いが分かれますから、
迷ってるなら是非にとまでは言いかねますが、
『ジゼル』とブルノンヴィル版の『ラ・シルフィード』に親しんでいる人は、
楽しめるかもしれません。

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お稲荷さん

たまに散歩で通りかかるマンションの空き地スペースで、鉄骨を組んでいました。
大きさから、物置かゴミ収集所かと思ったのですが、近所でお稲荷さんだと聞いて、
興味津々。

お稲荷さんを作ってるのを見るのは初めてです。
組み立てキットを組むような気楽さで鉄骨が立ち上がって、
短時間で建物の骨組みが完成。

あとは壁を作って、中身を作って(何があるのかよく知りませんが)、
キツネを据えて、できあがり?
そんな簡単にできるものなのでしょうか。

キツネがかわいいといいね。


2006/03/24 00:46

「ボリショイの華」

さるプレイガイドで見かけた、いかにも光藍社というチラシ。
「ボリショイ劇場システットと4人の歌手&バレエ・ダンサー」のサブタイトルでは、
歌手とダンサーが何人なのか、ちょっとわかりにくいのですが、
歌手4人+ダンサー2人の組み合わせ。

演奏は6人。
(sextet=六重奏ですね。
 しかしこれは「セクステット」の方が一般的な気がしますが。)

バレエダンサーは、クセーニャ・サローキナとアレクサンドル・ペトゥホフ。
サローキナの名は初めて知りましたが、写真を見るとかなり若い方のようです。

「ボリショイ」「バレエ・ダンサー」という文字にひかれて、チラシを
手にとったのですが、ダンサーが2人では、バレエの比重はそう高くないのでしょう。
ちょっと残念。

光藍社のサイトに公演日程・演目等が出ていますので、興味のある方はそちらを
ご覧ください。
全国13ヶ所で公演が予定されています。

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こちらはネットで見つけた記事。

草刈民代さんが、ローラン・プティ作品の公演を企画
草刈さんと「中国の若手プリマ、ワン・チーミンや男性トップダンサー5人が出演」
とのことです。

東京(11月16日)他全国8都市で上演。
海外公演も予定されています。

「誰が」と「何を」をもっと詳しく知りたいのですが、詳細が発表されるのは
まだまだ先でしょうね。


2006/03/22 23:56

舞踊作家協会「伝統と創造」

「公演カレンダー」に、舞踊作家協会「伝統と創造」4月公演、5月公演の
情報を載せています。

チラシとネット上のお知らせでは、演目と出演者に若干違いがあるのですが、
チラシの情報を優先しました。

5月の「IMPROVISATION DANCE & MUSIC」は、音楽とダンスの
即興コラボレーションのようで、演奏者が5人も参加。
なんとテルミンの演奏もありますよ。


ティアラこうとう小ホールで行われているこの「伝統と創造」シリーズ、
2006年度の予定は、すでに決まっています。

6月以降の日程と各回の芸術監督は以下の通り。

 6月1日(木) 江原朋子
 7月1日(土) 加藤きよ子
 8月1日(火) (夏休み子供劇場)
 9月1日(金) 新人舞踊家による作品集
 10月1日(日) 横井茂
 11月1日(水) ケイタケイ 加藤みや子
 12月1日(金) 杉原ともじ
 2月1日(木) 安達哲治 執行伸宜
 3月1日(土) 花柳寿南海

頑固に月初めというのは例年の通り。
平日の開演時間は原則7時、土日曜日はもう少し早め。
入場料は3千円前後です。


2006/03/19 23:31

東京シティ・バレエ団(番外)

17日の練習見学会に行ったら、7月の『白鳥の湖』のお知らせをもらったので、
その5の前にこちらの話を。

■東京シティ・バレエ団『白鳥の湖』

 7月15日(土)/16日(日) 15時00分
 ティアラこうとう 大ホール

 オデット/オディール:志賀育恵(15日)/若生加世子(16日)
 ジークフリート王子:黄凱(15日)/小林洋壱(16日)
 ロットバルト:青田しげる(15日)/佐藤雄基(16日)

 SS席7000円  S席6000円  A席5000円  B席3000円
 一般発売:4月9日(日)


練習見学会は、志賀さん&小林さんが主演でしたが(ロットバルトは青田さん)、
7月は組み合わせが変わるのですね。

どちらに行くか迷います。
ロットバルトもダブルキャストですから、余計に。

『ヘンゼルとグレーテル』のチラシももらいました。
発表会といえど、カラーの写真がたくさん載った立派なチラシです。
(写真は、東京シティ・バレエ団公演のものでしょうね。)

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『チケット・クラシック』4月号

・巻頭はグランディーバ特集。オールカラーで14ページ。
 今年が来日10周年とのこと。

・牧阿佐美バレエ団『白鳥の湖』の紹介
 『白鳥』初主役の伊藤友季子さんと青山季可さんのコメントも載ってます。

・新国立劇場『こうもり』の紹介
 主役は随分前に発表済みですね(ここ)。
 ウルリックは5月19〜21日がボニーノさん、26〜28日が吉本泰久さん。

・小山久美さんのインタビュー
 8月のスターダンサーズ・バレエ団の『くるみ割り人形』のキャストも出ています。
  吉田都 フェデリコ・ボネッリ(4日・5日夜) (4日・6日)
  佐久間奈緒 菅野英男(5日昼) (5日夜)
  福島昌美 福原大介(6日) (5日昼)
   ※出演日を訂正しました

・「Ballet in Bloom」というコーナーにはマトヴィエンコが登場

・ネザーランド・ダンス・シアター Iの公演情報
 6月28日・29日、新宿文化センターにて。 →[速報版に載せました]


2006/03/17 01:27

東京シティ・バレエ団(その4)

まだ続いています、東京シティ・バレエ団の話。

去年の暮れに東京シティの『くるみ割り人形』に出かけて感心したのは、
上演中の客席が静かだったこと。
他のバレエ団の公演と同様、シティの『くるみ』にも小さな子供達が
大勢見に来ているのですが、舞台を見るのに妨げになるような場面には
遭遇しませんでした。

子供の声が全くしないわけではないのですが、たいていの子供は
舞台を熱心に見ているので、むずかる子もそう多くはなく、
声も大声ではないので、気になるという程ではありません。
むずかる子供には、すかさず隣の大人が、ごくごく小さく声をかけてあやす。
子供もそれですぐ静かになります。

子供はバレエを見ることに親しんでいるし、親は子連れでバレエを見ることに
慣れている、そんな感じ。

5,6年前までは、シティ『くるみ』の客席も、もっと騒がしかったものですが。
あっちが静かになったかと思えば、こちらが騒ぐ。後ろではおしゃべり声。

それが大きく変わったのは、やはり年に3、4回、ティアラこうとうで
バレエを上演し続けてきたからなのでしょう。
江東区と東京シティ・バレエ団が提携を結んで10年余りになりますが、
この10年のシティと江東区の活動は、バレエの観客を増やすだけではなく、
バレエの観客を育てる役割も果たしたのだと思います。


もちろん、観客のみならず、ダンサーも育っていますよ。
ティアラ・ジュニアバレエ教室からは、プロの舞台に立つ人も出てきています。

新国立劇場の八幡顕光さんも、この教室の卒業生。
その八幡さんをゲストに迎えて、ジュニアバレエ教室を母体とする
ティアラこうとう・ジュニアバレエ団の発表会が5月に行われます。


■ティアラこうとう・ジュニアバレエ団『ヘンゼルとグレーテル』

 5月3日(水) 15時00分
 ティアラこうとう 大ホール

 構成・演出・振付:石井清子

 ヘンゼル:八幡顕光
 グレーテル:村木真美

 全席指定2000円


チケットは、ティアラこうとう他にて取扱い。
公演詳細はこちら

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DVD『ユカリューシャ』発売

フェアリーよりお知らせが来ました。
http://fairynet.co.jp/www/on-shop/html/av/DD-151555.html
3月17日(今日だ)、ようやく発売。

19日、22日の東京バレエ団『ジゼル』でも販売するそうなので、
注文出してお金を振り込んでという手続きを踏むより、
公演会場で買った方が早そうです。


2006/03/15 22:16

新国立劇場バレエ団オーディション合格者

新国立劇場のサイトで発表されました。
http://www.nntt.jac.go.jp/release/updata/10000313.html

シーズン契約ダンサー ソリスト
 越智友則

シーズン契約ダンサー コール・ド・バレエ
 末松大輔
 福田圭吾

シーズン登録ダンサー コール・ド・バレエ
 菊池あやこ
 原健太
 三船元維


越智友則さんはもちろん、越智インターナショナルバレエの越智さんです。
これにはちょっとびっくり。

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多分、もうあちこちで話題なのでしょうが。
 ・パリ・オペラ座バレエ団公演キャスト変更
 ・牧阿佐美バレヱ団『ノートルダム・ド・パリ』マッシモ・ムッル出演とりやめ


2006/03/12 23:31

「子どもたちと芸術家の出あう街2006」

3月21日() 15時00分
東京芸術劇場 大ホール

第1部 ヨーロッパの旅
 シュトラウス「ツアラトゥストラかく語りき」より
 ヘンデル「水上の音楽」より
 ラヴェル「ツィガーヌ」
 サラサーテ「ツィゴイネルワイゼン」
 バッハ「トッカータとフーガ」
 ロッシーニ「ウィリアム・テル」序曲

第2部 バレエ『白鳥の湖』

第3部 みんなで歌おう

指揮:渡邊一正
ヴァイオリン:礒絵里子
ハープ:松井久子
パイプオルガン:勝山雅世

バレエ:スターダンサーズ・バレエ団
司会と歌:江原陽子
管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団

大人 S席4000円  A席3000円  B席2000円
子供 S席2500円  A席1500円  B席1000円

チケット取扱:
 日本フィル・サービスセンター(電話 03−5378−5911)
 としまみらいチケットセンター(電話 03−3590−5321)
 東京芸術劇場チケットサービス(電話 03−5985−1707)
 チケットぴあ/CNプレイガイド/e+ 他


『白鳥の湖』はどの場面が踊られるのかわかりませんが
(子供達向けということを考えると、色んな音楽と踊りが楽しめる3幕かな)、
スタダンの『白鳥』は、バレエ団の本公演では見られませんので、貴重な機会ですね。

先程、チケットぴあで見たところ、チケットはまだ購入可能のようです。

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バレエ シャンブルウエスト『コッペリア』

「公演カレンダー」にシャンブルウエスト『コッペリア』の情報を載せました。

ダブルキャストで、初日が吉本真由美さん&逸見智彦さん、
2日目は松村里沙さん&正木亮羽さん。
コッペリウスは井上欧輔さん。

シャンブルウエストのこのページによると、現在はサンフランシスコバレエ団に
在籍している山本帆介さんも出演するようです。
役名は不明ですが、3幕のディベルティスマンのうちのどれかでしょうか。


2006/03/10 22:28

本屋のバレエ本コーナーに行ったら、平台に積まれていたのが、
草刈民代さんの『全身「からだ革命」』

表紙画像はこちら
帯に注目。

「40歳、20代より体が動く!」

なかなか刺激的な宣伝文句ですよね。
これを読んで、私の頭の中にも感想が4つほど、瞬時に駆け巡りました。

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世界バレエフェスティバル出演者

家に届いたNBSニュース229号に出ていました。
第一弾発表に名前のあるのは、次の方々。

 シルヴィ・ギエム
 ウラジーミル・マラーホフ
 オレリー・デュポン
 マニュエル・ルグリ
 アニエス・ルテステュ
 ジョゼ・マルティネス
 アンドレイ・ウヴァーロフ
 ポリーナ・セミオノワ
 フリーデマン・フォーゲル
 ディアナ・ヴィシニョーワ
 アリーナ・コジョカル
 ニコラ・ルリッシュ
 フィリップ・バランキエヴィッチ
 アレッサンドラ・フェリ

「第一弾発表に続いても、バレエ・ファンの皆様を驚かせる出演者が
続々決定する予定」とのことですので、まだまだ増えていくのでしょう。

ステパネンコの名前がないのが気がかりですが、ボリショイからは
ウヴァーロフのみというのは考えにくいので、多分大丈夫では。


2006/03/10 00:49

マリンスキー・バレエ(キーロフ)来日公演

『海賊』
『白鳥の湖』
「オールスター・ガラ」
「ヴィシニョーワ・ガラ」
「ロパートキナ・ガラ」

11月〜12月
一般発売:5月中旬予定

来日予定ソリスト:
 ヴィシニョーワ  ロパートキナ  パヴレンコ  グーメロワ
 テリョーシキナ  ゴールプ  ソーモワ  ゼレーンスキー
 ファジェーエフ  コールプ  コルスンツェフ  メルクーリエフ
 サラファーノフ  シクリャーロフ  他


今の時期に、来日予定の人の名前に反応しても意味はないでしょうね。
この15年、大きな変更のなかったことのないマリインスキーですから。

招聘元のジャパン・アーツは、ずっとキーロフとマリインスキーを
併記していましたが、今回から「マリンスキー・バレエ」の名前を
使用することにしたらしいです。

先行チラシには、「キーロフ」は影も形もありません。
しかしそれより、マリ“イ”ンスキーじゃなくてマリンスキー?
イの字はどこへ行ったのか。

劇場がキーロフからマリインスキーに名前を変えた10数年前は、
マリンスキーという表記をよく見ましたが、それに対し、
バレエ評論家の薄井憲二さんが、「マリインスキーが正しい」と、
雑誌で苦言を呈したことがありました。
今回も薄井さん、何かおっしゃるでしょうか。


ところで、ジャパン・アーツ友の会の会報「ピアチェーレ」に、
ダンチェンコの歌手が来日公演を行う話が出てました。
つまり、ジャパン・アーツは、ダンチェンコとつながりがあるということですよね。

近々、バレエダンサーもよんでくれないかな。
もちろん、バレエ団とオーケストラごと。

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昨日の夕刊一面に出てたので、ご存知の方も多いでしょうが、
ホッキョクグマのかくれんぼ@旭山動物園。
http://www.asahi.com/national/update/0308/TKY200603080139.html

ネットだとちょっと写真が小さいのが残念です。
新聞では、息をひそめてこちらを真剣に観察している目つきが、よくわかるのですが。
(いや、実際に彼女(女の子ですよ)の目に、対象物がどのように写るのかは、
 さだかではありませんが。)

自分では隠れているつもりらしい。」という記事のコメントが、笑いを誘います。


2006/03/05 23:54

東京シティ・バレエ団(その3)

「公演カレンダー」に東京シティ・バレエ団の「ラフィネ・バレエコンサート」を
掲載しました。

小品3つを並べる基本パターンは今年も同じです。
今回は、金井利久さん再振付の「レ・シルフィード」、野坂公夫さん振付「曲舞」、
石田種生さん振付の「生贄」。

売り切れになることも多いので、チケットのお求めはお早めに。


東京シティ・バレエ団の後援会「サポーターズクラブTCB」が、できました。

会員の特典は、
 ・公演チケットの優先予約
 ・公演チケットの割引
 ・シーズンチケットの予約
 ・ニュースレター(年3回発行)
 ・特別イベントへの参加(一部有料)
など。

会員はニコスのクレジットカードに加入することになります。
年会費は5千円〜50万円以上の5段階。

ユニークなのは、サポーターズクラブのクレジットカードで買い物をすると、
利用額の一部がバレエ団に寄付される点。
(概要は、UFJニコスのこちらのページでご覧ください。)

このカードの特性と年会費から推測するに、バレエ団のファンの裾野を広げるというより、
バレエ団経営を支えるスポンサーの募集という意味合いの方が強いようですね。

会員の種類と詳しい特典などは、東京シティ・バレエ団のサイトでどうぞ。
(ページ左下の「サポータズクラブTCB」の文字をクリック。)

パソコンの設定によっては、文字が小さくて見にくいかもしれません。
何度か書いていますが、Flashだけで作っているサイトは、
情報の受け手側で画面の設定がしづらいし、情報が検索エンジンにも引っ掛からないので、
宣伝という点では、デメリットが多いと思うのですが(ぶつくさ)。


そうだ、東京シティ・バレエ団のニュースレターは12月に創刊準備号が発行されました。
「団員リレーコラム」とか「シティ・バレエ・トリビア」とか「理事の横顔」とか、
A4版4ページながら、楽しい読み物がたくさん詰まっています。
もちろん、公演の様子も。

「トリビア」は、バレエ団の団員どうしで結婚しているカップルが8組という内容で、
へぇーでありました。

後援会の会員には郵送されるほか、公演会場でも配られるそうです。

 


2006/03/02 00:12

東京シティ・バレエ団(その2)

「公演カレンダー」に、東京シティ・バレエ団の「バレエレクチャー&公開練習」を
掲載しました。

毎年恒例、10回目。
構成も毎年同じで、第1部がバレエ入門、第2部が公開練習。

今年の公開練習は、『白鳥の湖』の2幕です。
コーディネーターは、シティ版『白鳥の湖』の演出担当である石田種生さん。

音楽はテープですが、出演者は衣裳・メイク付きで踊ります。
毎度チラシ等に「幕の途中で演出家の指導が入ります」という注意書きがありますけれど、
私の経験では、音楽が止まったことはありません。

1幕分を最初から最後まで通してくれるので、東京シティ・バレエ団好きには
大変楽しみな企画です。

入場は無料。
参加ご希望の方は、ティアラこうとうのこちらのページを参考に、
電話かメールで申し込みを。


7月にはティアラこうとうで、東京シティによる『白鳥の湖』が予定されています。
チケットの一般発売は4月9日からとのこと。

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ボリショイ・バレエ団ブログ

5月公演のオフィシャルブログができました。
http://blog.eplus.co.jp/bolshoi/

ロシアバレエといえばこの人、のバレエ評論家、赤尾雄人さんのコラムもあります。


2006/02/28 20:57

夏のマールイ

光藍社サイトにお知らせが出ました。
「華麗なるクラシックバレエ・ハイライト」、今年の夏は3パターン。


華麗なるクラシックバレエ・ハイライト
http://www.koransha.com/leniballet06summer/leniballet06summer.htm
(7月15日 入間市市民会館)

華麗なるクラシックバレエ・ハイライト(ゲスト:草刈民代)
http://www.koransha.com/kusaleni06summer/kusaleni06summer.htm
(7月16日 ルネこだいら)

親子で楽しむ夏休みバレエまつり
http://www.koransha.com/oyakoballet2006/oyakoballet2006.htm
(7月21日〜8月6日 12公演)


入間市の公演は、シェスタコワが中心とのこと。(^^)

今回公演数が圧倒的に多い「親子で楽しむ〜」は、4才から入場可。
光藍社もお客さんを呼び込むために色々考えますね、感心します。

しかし、「親子で」と銘打って、小さな子供が入場OKの公演だと、
子供たちが上演中に多少騒ぐことも容認されてしまう気もしますね。
話し声などが聞こえない環境でバレエが見たいという人には、ちょっと辛い?
考えすぎでしょうか。


2006/02/26 23:00

東京シティ・バレエ団(その1)

去年の12月から載せよう載せようと思いつつ、後回しになっていた
東京シティ・バレエ団関連の情報が、たくさん溜まってしまいましたので、
順次掲載していきます。

後回しになったのは、東京シティをないがしろにしたからではなく、
12月の『くるみ』が大変楽しかったので、その感想も一緒にと思っていたら、
感想を書く時間がとれず、ここまで引っ張ってしまったわけです。

感想を書くのはあきらめて、ともかく情報を載せることにしました。

本日は、3月9日の「東京シティ・バレエ団 meets 民族舞踊」を
「公演カレンダー」に掲載。

6つの国の舞踊を基調とした作品を、東京シティ・バレエ団のダンサーが
踊ります。
山野博大さんと東京シティ・バレエ団理事長の石井清子さんの解説付き。

会場はティアラこうとうですが、大ホールではなく小ホール。
ティアラこうとうの連続企画「ティアラ140+」の第9回目。


2006/02/20 23:48

牧阿佐美バレヱ団『白鳥の湖』&『ノートルダム・ド・パリ』

牧バレエ団よりDMが届きました。

『白鳥の湖』
 6月 9日(金) 18時30分
   10日(土) 15時00分
 ゆうぽうと

 オデット/オディール:伊藤友季子(9日)  青山季可(10日)
 王子:京當侑一籠(9日)  逸見智彦(10日)

『ノートルダム・ド・パリ』
 7月21日(金) 19時00分
   22日(土) 15時00分
   23日(日) 14時00分
 新国立劇場 オペラ劇場

 エスメラルダ:ルシア・ラカッラ(全日)
 カジモド:マッシモ・ムル(全日)
 フェビュス:シリル・ピエール(全日)


両公演とも、一般発売は3月1日。

『ノートルダム』は、悪い予感がしてたのですが、こういう予感だけは当たる。
全日ゲストです。
ここ数年、牧バレエ団は、以前よりゲストの割合が高いような。

『ノートルダム』って、一般的によく知られた作品とはいえないので
(バレエファンはもちろんよく知ってるでしょうが)、ゲストを迎えて
お客さんを呼ぼうということなのでしょうね。

一方で、『白鳥』では若い人に主役の機会を与えているので、
バレエ団の方針としてはわからないわけではないのですが、落胆しました。
せっかく、久し振りのオペラ劇場公演なのになあ。


2006/02/20 01:10

「公演カレンダー」を更新しました。

チラシを見かけないのでうっかりしていましたが、フォーサイス公演は
2月末からなんですね。

Aプログラムは、観客参加型公演ということで、各回85人限定。
(でも、会場は大ホールを使用。)
1日4回公演とはいえ、2日間で計680人しか入場できません。

宣伝活動を積極的にしていないようなのは、少ないチケットがとっくに
売り切れてしまったから?(フォーサイスだし)と思って、
チケットぴあのサイトを見てみましたが、まだチケットは残っていますね。

Aプロは両日とも、8時開演の最終回のみ売り切れていますから、
人気が無いわけではないのでしょう。
しかし、8時の回が売り切れたことで、チケットを買うのをあきらめた人も
多かったのでは。

平日5時、6時開演、しかも会場はさいたま芸術劇場となると、
公演に間に合うように来られる人は、やはり限られてしまいますものね。
(7時開演でも、都内で仕事していると、ちょっと厳しいかもしれません。)


2006/02/19 01:26

東京バレエ団『眠れる森の美女』

マラーホフ版の初日を見てきました。
明日以降行かれる方のためのメモ。

プロローグ・第1幕 15:00〜16:00
(休憩20分)
第2幕・第3幕 16:30〜17:30

プログラム1500円


以下、ちょっとだけ舞台についての具体的な描写を書きます。
本邦初演で、まだ公演は続きますから、隠し文字を使用。
お読みになる時は、矢印と矢印の間の部分を選択状態にして、
文字の色を反転させてください。


キャスト表に、赤ずきんちゃんはいても、狼がいない。
あれれ?変なの。まあ、実際に舞台を見てみれば、何故だかわかるでしょう。

さて3幕、結婚式の場面で、お客さん達が次々に登場。
赤ずきんちゃんも登場。
あ、やっぱり一人なんだね、連れはいないね。

おや、赤ずきんちゃん、毛皮のショール(マフラー?)のようなものを肩にかけてるよ。
…………。

……赤ずきんさん、それは、もしや……狼……ですね?
!!!!!

いやあ、狼の毛皮を羽織って出てきた赤ずきんちゃん、衝撃的でした。

この後、踊る時にはどうするのだろうと心配しましたが(ほんのちょっと期待も)、
結局、赤ずきんちゃんの踊る場面はありませんでした。
あまり見ることのない、シンデレラと王子のデュエットが挿入されたせいでしょうか。



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千春&洋子バレエスタジオ

東京バレエ団といえば、東京バレエ団で活躍されていた遠藤千春さんが、
ご友人の清水洋子さんと、バレエスタジオを始めたそうです。

サイトはこちら。
http://www.cy-ballet.com/

「レッスン日記」もありますよ(クラスのページから入れます)。


2006/02/16 22:52

NBAバレエ団『ジゼル』

日程だけは、NBAバレエ団のサイトに前から載っていましたが、
今回主演者もわかりましたので、お知らせ。

6月3日(土) 18時30分
  4日(日) 15時00分
調布グリーンホール

ジゼル:ヤンヤン・タン
アルブレヒト:セルゲイ・サボチェンコ

S席6000円  A席5000円
一般発売:2月20日(月)


届いたばかりの『TICKET CLASSIC』3月号に出ていました。

ついでに、『TICKET CLASSIC』今号のバレエ関連記事。

・新国立劇場06/07シーズン・ラインナップ
・新国立劇場「ナチョ・ドゥアトの世界」
・インタビュー(森下洋子/山本隆之/スヴェトラーナ・ザハロワ/谷桃子) など

驚きは、モイセーエフ・バレエ団創設者のイーゴリ・モイセーエフさんが、
100才のお誕生日を迎えたとの記事です(154ページ)。
ご高齢でお元気ということは知っていましたが、まさか100才とは。

バレエ団のリーダーとして、いまだ現役とのことで、これからもお元気でいて
ほしいものです。
モイセーエフ・バレエ団最近、全然日本に来てくれませんが、
どこかよんでくれる招聘元はないものでしょうか。


2006/02/14 01:12

「公演カレンダー」を更新しました。

ルジマートフ出演の『ラスプーチン』は、2幕もののバレエ。
チケット発売3月24日。


2006/02/11 20:52

anikhanov.net

アンドレイ・アニハーノフさんの日本語公式サイトが開設されました。
http://www.anikhanov.net/

どどーんと大きな写真が、お出迎えです。

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「公演カレンダー」にモーリス・ベジャール・バレエ団公演の情報を掲載しました。


2006/02/09 23:54

来週末に迫っていますが、「ひろば2006」を「公演カレンダー」に載せました。
バレエ、現代舞踊、日本舞踊が一同に会す公演です。

バレエからは、バレエ シャンブルウエストと東京シティ・バレエ団が出演。
とはいえ、振付家、共演者を見ると、単なるバレエ作品ではないような。
舞踊の異文化交流みたいなものでしょうか。

チラシはこちら→で見られます。( 


2006/02/08 23:07

「公演カレンダー」に、バレエ シャンブルウエスト『タチヤーナ』の情報を
掲載しました。

プーシキンの『エウゲニ・オネーギン』を原作としたバレエです。
去年、シュツットガルト・バレエ団が、同じ作品を原作にする
クランコの『オネーギン』を上演しましたね。
見比べてみると面白いかもしれません。

シャンブルウエストは、7月1日・2日には『コッペリア』を上演予定。
そして、7月27日〜8月9日には、恒例の清里フィールドバレエです。
今年は、『くるみ割り人形』『天上の詩』『親指姫』などを上演するそうです。


2006/02/07 01:30

日本・ウクライナ合同こどもバレエ公演

「公演カレンダー」を更新しました。

日本・ウクライナ合同こどもバレエ公演『シンデレラ』は、
ハリコフこどもバレエ劇場バレエ団と、日本のオーディションで選出された
子供達との共演。

ハリコフこどもバレエ劇場バレエ団(長いな)は、2003年と2004年、
日本で『チッポリーノ』を上演して好評を博しました。

今回は、馬・オレンジ・植木鉢・小人・小姓役が、日本からの出演。
オレンジと植木鉢という役が、ちょっと謎です。


公演と共に、「舞台芸術を裏で支える人々の仕事」見学会も行われます。
(3月30日16時、4月2日14時。前回の模様はこちら。)

参加は無料。
『シンデレラ』公演のチケット購入も必要ありません。

参加希望の方は、主催の国際青少年舞台芸術振興会(03-3364-0051)まで
お問い合わせを。

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東京バレエ団「ディアギレフ・プロ」追加

NBSのサイトにお知らせが出ました
4月8日公演が追加で、一般発売は3月4日。

ペトルーシュカと牧神は首藤さん、「薔薇の精」は高村順子さんと大嶋正樹さんですが、
「牧神」のニンフと、「ペトルーシュカ」のバレリーナ、ムーア人は不明です。

ニンフはおそらく井脇さんでしょうが、「ペトルーシュカ」の方は、
小出&後藤組、長谷川&平野組、どちらも可能性はありそうですね。


2006/02/05 23:56

「バレエの美神」初日(3日)のメモ。
色々変更があって、結局当日のプログラムは以下の通り。

第1部
『ドン・キホーテ』“夢の場面” ペレン(ドルシネア) シェスタコワ(森の女王)
『ロミオとジュリエット』(振付:ワシーリエフ) レドフスカヤ スミレフスキー
「タジラード」 草刈民代 シヴァコフ
「オーニス」(振付:ガルニエ) ロモリ
「レクイエム」(振付:笠井叡) ルジマトフ

第2部
「忘れないで・・・」(振付:ピエトラガラ) ピエトラガラ ドゥルオ
「幻想舞踏会」(振付:ブリャンツェフ) レドフスカヤ スミレフスキー
「スパルタクス」(振付:グリゴローヴィチ) チェルノブロキナ ザバブーリン

第3部
『眠りの森の美女』“ローズ・アダージオ” クチュルク
『眠りの森の美女』“グラン・パ・ド・ドゥ” ペレン ファジェーエフ
「アヴェ・マイヤ」(振付:ベジャール) プリセツカヤ
『シルヴィア』(振付:ノイマイヤー) ムッサン ロモリ
『ドン・キホーテ』“グラン・パ・ド・ドゥ” シェスタコワ ルジマトフ


レドフスカヤ&スミレンスキー組が2回!と思ったら、シェスタコワも2回登場。
嬉しや。

『ロミジュリ』の演奏が、テープだったのは不満。
マールイは『ロミジュリ』をレパートリーに持っているので、オケが演奏できない
わけはないのですが、急に決まった演目で、楽譜の用意がなかったのでしょうか。

オケといえば、アニハーノフさんの『スパルタクス』、CDは持っていて、
繰り返し繰り返し聞いてるのですが、生で聞いたのは初めてです。
これも嬉しいことの一つ。

「アヴェ・マイヤ」の曲はグノーのアヴェ・マリア。
拍手が多かったせいかな、プリセツカヤ御大、2回踊ってくれました。

カーテンコールで、ダンチェンコ組4人が下手側に並んでいるのを見るのも嬉しい。

もうひとつ、カーテンコールで、プリセツカヤさんに手を取られ、
一緒に前に出ましょうと誘われたアニハーノフさんが、
顔を真っ赤にして滅相もないと本気で遠慮していたのも、微笑ましい光景でした。
結局、断りきれずに遠慮がちに前に出て、観客の笑いを誘っていましたね。

演目がそう多くないわりには、6時半開演で、終演は10時過ぎ。
プログラムにもう少し工夫があっても良かったかなとは思いましたが、
なかなか楽しみどころの多い公演でした。

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前川國男建築展
 東京ステーションギャラリーにて、3月5日まで。

説明は必要ないかもしれませんが、東京文化会館を設計した方です。
文化会館の図面や模型もあるといいな。

メーテル切手発売中。


2006/02/02 00:04

「バレエの美神」キャスト・演目変更

光藍社サイトの情報です。

・ローラン・イレールの出演は取りやめ。
・それにともない、イレール&ロモリ「ある関係」がロモリのソロ「オーニス」に変更に。
・レドフスカヤ&スミレフスキー「ロミオとジュリエット」を追加上演。

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ボリショイ・バレエ団『ファラオの娘』キャスト変更

NBSサイトにお知らせが出ていました
5月10日『ファラオの娘』のキャストが変更です。

 ナデジダ・グラチョーワ
 ルスラン・スクヴォルツォフ
    ↓
 マリーヤ・アレクサンドローワ
 ニコライ・ツィスカリーゼ


変更理由は「ボリショイ・バレエ団の都合により」だそうです。
ああ、やっぱりと思った方も多いのでは。

グラチョーワ、『ラバヤ』には無事に出てくれますように。


2006/01/30 22:46

『DANZA』(ダンツァ)2号

クラシックコンサート情報誌『ぶらあぼ』のバレエ&ダンス版。
創刊は去年の11月、隔月刊で現在は今月25日発行の2号を無料配布中。

B5サイズでオールカラー、およそ70ページで、体裁はちょっと薄めの
『クララ』という感じ。

今号の内容は、
 ・マラーホフからのメッセージ
 ・インタビュー(湯川麻美子さん/アンヘル・コレーラ/八幡顕光さん)
 ・対談(北村明子+乗越たかお)
 ・公演情報
 ・公演レビュー
 ・国内外のダンス情報
といったところ。

配布場所はこちらに出ています。

しかし、ここに名のある東京芸術劇場に、先週の金曜日(27日)に行った時には、
置いていませんでした。
総合案内所のお姉さんに尋ねたところ、「『ぶらあぼ』はありますけど……」で、
『DANZA』は存在すら知らないようでした。

なので、上記のページに出ている場所全てに置いてあるとは限りませんので
(これから置く予定なのかもしれませんが)、ご注意を。

参考までに、私は創刊号はゆうぽうと、2号は東京文化会館で手に入れました。


有料になりますが定期購読も可能です。
購読開始月を明記のうえ、1年分(6号分)1,500円を、現金書留か定額小為替で
下記まで送付のこと。

 〒101-0052
 千代田区神田小川町3-16 ニュー駿河台ビル5F
 (株)東京MDE「ダンツァ」定期購読係


2006/01/25 23:51

「マラーホフの贈り物」出演者変更

スヴェトラーナ・ルンキナ → マリーヤ・アレクサンドローワ
マルセロ・ゴメス → マルチン・クライエフスキー

プログラムも変更になっています。
最新プログラムはこちら。
http://www.nbs.or.jp/stages/0602_malakhov/program.html


2006/01/23 01:27

「公演カレンダー」更新。

「Corpse de Ballet」は出演がイブリン・ハートからソフィア・グメローワに
変更になっています。

手元のチラシには小さく「ハートの出演は足の故障により現在調整中」
「最新情報はWEB SITEにて」と書かれているのですが、その主催者のサイトには
グメローワの名前が出ていますから、こちらに決定と考えてよいのでしょう。
(ハートの足が心配です。)

公演はワインサービス付き。
一般発売は2月2日。

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都内の雪はとうにやんでますが、道路には残っている所もありますね。
昼間溶けた雪が夜になって凍るため、滑りやすくなってる場所もありますから、
くれぐれもご注意を。


2006/01/21 20:01

新国立劇場 来シーズン演目発表

『ライモンダ』(2006年10月 5公演)
『白鳥の湖』(2006年11月 5公演)
『シンデレラ』(2006年12月 7公演)
『眠れる森の美女』(2006年2月 4公演)
『オルフェオとエウリディーチェ』(2007年3月 4公演)
『コッペリア』(2007年5月 6公演)
『ドン・キホーテ』(2007年6月-7月 4回)

詳しくはこちらをどうぞ。


『白鳥の湖』は、牧阿佐美さん監修ステージング予定の新制作。

「監修ステージング」って聞き慣れない言葉ですね。
同じく牧さんが手がけた『ラ・バヤデール』と『ライモンダ』は、
「改訂振付・演出」となっているのですが。

しかも、その監修ステージングが、牧さんの「予定」になっているのも謎です。
つまり、現時点では、演出プランもはっきりしてないということですよね。
上演10ヶ月前のこの時期に?

新制作とはいうものの、現在のセルゲイエフ版に、牧さん(または他の人)が
少し手を加えただけになりそうな。

 (追記
  新国立の会報『ジ・アトレ』によると、従来の版に牧さんによる改訂が加えられ、
  美術・衣裳は一新とのこと。)

ところで、新国立劇場のレパートリーの古典全幕で、まず手を入れるべきなのは
『くるみ』だと思うのですが、次回上演時には、これも変更されるのでしょうか。


『オルフェオとエウリディーチェ』は、エメラルド・プロジェクト第2弾。
振付はドミニク・ウォルシュ。

「エメラルド・プロジェクト」って趣旨は何だっけ?という人(私)のための
URLメモ。
http://www.nntt.jac.go.jp/season/s255/s255.html

「「エメラルド・プロジェクト」は、日本を含む世界の振付家にストーリーのある新作バレエ創作を提案、新国立劇場オリジナルのレパートリー化を図るものです。プロジェクト名には「若々しく活力あふれる舞台、緑の風を巻き起こすような清新で驚きのある振付、そして観客の皆様にとって美しい宝石となるようなバレエ誕生を願う思い」が込められています。」(以上、上記サイトからの引用)


『コッペリア』はローラン・プティ振付で、こちらも新制作。

誰もが思うことですが、コッペリウスは誰が演じるの?
プティ本人が踊れば話題になるでしょうが、それはさすがに難しいでしょうね。
公演数も多いし。

振付指導にルイジ・ボニーノが来るので、彼がやるのでしょうか。
全然役柄に合ってないと反論されそうですが、そもそもあの役は、プティ以外の人は
誰であっても違和感があるような気がします。
だったら、長年プティと活動してきたボニーノが、ある意味一番の“適役”かなと。


座席割りと価格はまたも変更。

今回のコンセプトは、「1フロア1プライス」。
「できる限りわかりやすく、お買い求めいただきやすい座席割にいたします。」
とのことです。

先シーズンから始まった現在の席割りには、よっぽどわかりにくいとクレームが
来たのでしょう。
それもむべなるかな、と思います。
この2シーズンは、本当にわかりにくかったですもの。

3階センターが7〜8千円というのも、席の見やすさからすると割高だなと
思っていましたが、これも5〜6千円に変わりました。

もっとも、新国立の席割りはもう何度も何度も変更になってますので、
今回のパターンで落ち着くということはないでしょうね。


主役についての感想は割愛。
以前この文章を書いた時と、大元のところは何も変わってませんね。


2006/01/18 23:30

「第2回 ミレニアム バレエ イリュージョン in いばらき」

 3月31日(金) 18時30分
 茨城県立県民文化センター

 『くるみ割り人形』より雪の情景、第2幕
   金平糖:酒井はな  チャーミング王子:山本隆之

 「ワルプルギスの夜」(原振付:ラブロフスキー/再振付:篠原聖一)
   主演:下村由理恵  市川透

 「jewel's」(振付:下村由理恵)

 S席6000円  A席5000円  B席4000円
 一般発売:1月15日
 茨城県立文化センターチケットセンター(029−241−1166)他で取り扱い


主催は日本バレエ協会関東支部茨城地区。
この地域のバレエスクール、バレエスタジオの人達が出演するようです。
ということは、子供が多いのかな?

ゲストは、上記の四方の他、登坂太頼さん、持田耕史さん。

下村さん振付の「jewel's」はジュニア作品とありますから、
子供のみの出演なのでしょうね。

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「公演カレンダー」を更新しました。

『ドラキュラ』は、福山誠さんによる振付。

出演者の中に岩本桂さんのお名前がありますよ。うわーお。

そういえば、岩本さん、2002年の博品館劇場での「ドラキュラ」にも出演していましたね。
ということを、Googleで検索して、自分のサイトにぶつかって思い出しました。


2006/01/15 1:04

「バレエの美神」出演者変更。
カール・パケットが出演不可で、替わりにウィルフリード・ロモリ。
http://www.koransha.com/toppage/060112musehenkou.htm

カール・パケットは、2月のパリ・オペラ座公演に出演しなくては
ならなくなったとのこと。

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東京バレエ団『眠りの森の美女』のキャスト発表。
http://www.nbs.or.jp/stages/0602_sleep/cast.html

画像で緑色の文字に縁取り処理までしてますから、読みにくいですが。

こちらには、吉岡美佳さんのベルリン客演レポート。
http://www.nbs.or.jp/news/detail.php?id=286


本日(1月14日)の朝日新聞夕刊にも、吉岡さんの記事が出ていましたが、
「ドイツでいま人気絶頂のダンサー、ウラジーミル・マラーホフさんから
「しなやかな演技にほれ込んだ。共に踊りたい」と誘われた」という
文章からは、吉岡さんとマラーホフが今まで何度も共演してることは
伝わらないよなあ、とちょっとやきもき。

今まで何度も踊っていて信頼関係を築いているからこそ、今回の吉岡さんの
客演が実現したと思っているので(加えて、日本で3公演全部を二人が組むのも
この信頼関係のゆえだと思っているので)、その点を、知らない人が読んでも
わかるように書いて欲しかったなと思います。

まあ、記事を書いた方は、外報部所属のドイツの駐在記者のようで、
文化部の所属ではないので、あまり詳しい事情を知らなくても仕方ないので
しょうが。

2面の目立つ場所に、小さくはない吉岡さんとマラーホフのカラー写真を
載せてくれたのですから、あまり文句を言ってはいけませんかね。

(しかし、マラーホフを、「ドイツで」人気絶頂と書くのは、いくら何でも
 まずいのでは。ここはやはり、世界的に、とか、国際的に、という語を使って
 欲しかった。)


2006/01/12 23:18

メールを何通もいただいているのですが、ここ数日多忙のため、
なかなかお返事できません。
週末には時間が取れるかなと思いますので、もうしばらくお待ちください。


2006/01/09 00:53

「公演カレンダー」を更新しました。

Kバレエカンパニーは『眠れる森の美女』と『コッペリア』(3月)、
それに『ジゼル』(5・6月)とまとめて更新。

Kバレエは、例によって熊川価格とそれ以外の出演者のチケット価格が違い、
おまけに会場によっても価格が変わるので、頭がごちゃごちゃしてきました。

『ジゼル』は、アルブレヒト役だけが発表されていて、ジゼル役はまだ不明です。


松山バレエ団5月のオーチャードホール公演は、スペシャルハイライトの分だけ
チラシが手に入ったので、先にそちらだけ載せています。
(恒例のこどもの日公演です。)

Bunkamuraのサイトによると、松山バレエ団は5月3・4日も『ジゼル』を上演。
森下さんと清水さんが主演とのことです。

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東京シティ・バレエ団の志賀育恵さんのオフィシャルサイトができたのですね。
ブログもあります。


2006/01/03 01:23

NBAバレエ団『白鳥の湖』

「公演カレンダー」にNBAバレエ団『白鳥の湖』の情報を載せました。

主演はナタリア・レドフスカヤとセルゲイ・サボチェンコ。

NBAバレエ団の紹介ページは、相変わらず頭の痛くなるようなレイアウトなので、
チラシの表をリンクしておきます。

ゲストのキム・ホウヨン、チョ・ミンヨンのお二人は、東京シティ・バレエ団の
団員さんです、たぶん。
元松山バレエ団の三浦敏幸さんのお名前もありますね。

チケットは発売中ですが、ぴあでは取り扱っていないので、ご注意を。
(お求めは、NBAバレエ団か、チケットクラシック、ローソンチケットへ。)


2006/01/02 14:50

2006年になりました。
本年もよろしくお願いいたします。

気がつけばサイト開設から7年と少し。
今後も、細く長くを方針に、ほそぼそと続けていく予定です。


今年最初の「公演カレンダー」の更新は、11月7日に紹介した広東雑技団
『白鳥の湖』。
Bunkamuraのサイトに紹介ページもできています。


劇場へ行こう!(http://j-ballet.info/)